マジックカケ
カスタムメイド・必読編
マジックカケ
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<三幕>・Bravo!!
此処からは、ジャ〜ン!縫製の神様ナオミ先生の登場です。
ナオミさんの
云いたい放題の
お喋り
をお楽しみくださいね。
先生、今日は爪のお手入れ、OK?
針さん登場。
わ
、揃ってる。20番、以前使ったことあるわ。
あら
、
「職業用ミシン」は上糸をギュンギュンに締め上げても30番が限界。20番は上下の縫い目がちょっと怪しいのに、8番が混じってる。
これは無理かも。でも、やってみる。
限界を知らないナオミさん、初めての機械でも道具でも縫製関係なら躊躇いナシ。
テキパキスイスイ、傍で見てると手付きがと〜っても気持ち良いんです。
先ずは、ベンベルグで調子を見てね。
→
→
ささ〜っと調整。いよいよです。
→
薄地
、リバティーのローン。糸は90番のスパン。針は<DB×1、bV>です。
左の2本が普通の糸掛け、右がマジックカケを通したもの。
う〜ん
、この部品に糸を掛けると糸締めがいいんだわ。
→
や
っぱりねッ!思ったとおり。
シーチング。糸は60番のスパン。針は<DB×1、bX>を使用しています。
上がマジックカケを通したもの。
此処から一挙に<厚地>に飛びます。この報告のメインディッシュ。
上糸は、全てマジックカケを通してあります。
使用針は、工業用針<DB×1、bP6>
針板は基本(左)のものから<
ステッチ用針板
>(右)に替え
ます。
針穴の大きさがで違うでショ。糸抜けの溝も切ってあります。
押さえはテフロン。
糸は30番です。
ど
んどん、行きますよ。
→
合成皮革モイスト(ブラック)
→
→
別珍
→
→
→
メルマ(ポリエステル)
信
じられない!ほとんど糸調節が要らないッ!!ふつう地を縫う糸調節の感覚よ。
楽!
糸締めは素晴らしいし、ほんとマジックだわッ。
トルシエメタ(シルバー)
サンレモ(イエロー)
縫
ってるとザワザワするう〜ッ!
→
ご存知、ラリッサ。
→
→
シックレザー
→
ス
ゴイッ!
素
晴らしい〜ッ! 糸調節ダイヤル少ししか触んなくて良いなんて。こんな難しい素材ばかりなのにい。
ナオミ先生の大騒ぎだけではなくて、私含めて周りの見学スタッフが唖然、呆然! どうなってるの? この「
MK−10
」
※上の面倒な素材は、
【株式会社ブルーイグナイト】
http://www.fabgra.com/
さんのご提供です。
特殊素材をとてもリーズナブルな価格で販売されています!
代表者の梅澤君は友人、ご購入の際は無理を言ってね。
さて、いよいよ、
帆布って言えるのかね、この厚さ(オカダヤで一番厚い帆布、だそう。)。
大
丈夫そうね。糸は20番に替えますヨ。
→
や
はり、平気みたい。キレイな縫い目。折り込んでみますね。
→
→
ス
ゴイ〜っ!! この厚さでは、降りる時に絶対!目飛びするのに!
→
→
こんな簡単な糸調節!で、
裏
も表も大丈夫だなんて、信じられない!
この部品ください!!
ナオミ先生、買って下さい。
先生の感激振りは現場録音(笑)なんですけど、私たちも何だか狐に抓まれたみたいで、目の前で常識が覆されるってこの事でしょうか。はああ、テンション上がり過ぎて疲れちゃった。
こ
れじゃ、「工業用ミシン」を買う必要ないわね。
ナオミさんなら、それを言っても許されると思いますけど・・・。
ここで、先生ご退場。次の現場は何処のスタジオ?
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男子だけになって、最後は・・・、でへへ
2015(大)へ行って見たいのですよ。つまり、
皮革縫製
。
ゴム送り歯、超厚地用工業用針板※、工業用皮革用針(DB×F17、bP6)、皮革用ステッチ糸20番、テフロン押さえ、とマッチョ軍団勢揃いだッ。旗揚げ団体名募集中!(プロレスか)
(※超厚地用工業用針板を「職業用ミシン」にそのまま使用するにはハードルがありますよ。送り歯を調節しなきゃいけないしね。ゴム送り歯も高さがあるから無論デス。
<自動糸切り機能>は使用不可? でも、各メーカーは、<自動糸切り>で30・20番の糸を切るのは遠慮してもらいたいらしいから、丁度良いかも。)
先ずは、
→
→
基本送りを<ゴム送り>に交換。うわ、ドキドキするうッ。
このままでは針板よりかなり出っ張るので、
送り歯の高さを調整します。
生地を噛ます隙間が狭くなるので、押さえの機構も上げよっかな(※)。
→
(
※お奨めしません。
ゴム送りは素材の表面を傷付けない配慮ですから、皮革・特殊素材用ということで。)
押さえでも工夫してね。
それでは、有り合わせの皮素材で挑戦。
→
→
→
楽々。何たる貫通力、というか糸締めの力強さ! スピードは低速デス。
今度は、反対側から。
→
→
難なく。
坂を上がる、下る、裏も表も目飛びナシ!
もっとゴッツイの、縫いたいよお〜!(馬鹿です。)
感動で言葉無し!(ったって、其の後の飲み会、馬場の青柳で大盛り上がりでした。)
エピローグと云うか、付録です。
ナオミさんの愕きの声が聞こえる<
8番の糸使用
>画像をどうぞ。
ドカン! 8番にしちゃあ細くない? オカダヤで買ってきたばかりなんだけど。ワイワイがやがや男女のカシマシ。
→
→
→
→
裏表も。恐れ入りましたッ! 糸調子、殆ど触ってないじゃん。
天才「
MK−10
」クン、君はどこまで・・・。
終わり
<追記>
この
改造
は、
○
<帆布><皮革><特殊素材>
を作品の素材として扱う方には、とても役立つ筈です。
縫いの糸調子の取り方が
圧倒的に楽
であるからです。そして、
縫い目も美しい。
薄地、中厚地の縫製に関しては、わざわざ改造をする必要は無いかもしれない。
只、試用した感想では、薄地、中厚地にも効果はありそうです。
例え取り付けたにしても、構造上この部品をスルーしての使用も可ですから。
○<改造>は、どのメーカーのどの機種でも可能です。
只、「職業用ミシン」の場合、
・ドリルでのボディへの穴開け −開ける場所の設定もそうですが、ダイカストが割れたら悲劇処じゃありませ
ん。
・ネジ穴切り −これもきちんとサイズ合わせをしなくてはいけない。
等のリスクが伴います。
メーカーは、無論、この相談に載ってくれる訳もありませんので、ご自身での改造に付いては<自己責任>とな
ります。
又、これ等を他者に依頼をする場合は、余程信頼の置ける相手になさってください。
自動車のカスタムメイドと同じですね。道具に拘る喜び!!が此処にあります。
え〜、上記レポートを完全信用していただける方のみ!
<
Mishin-pro
カスタムモデル
>を提供させていただきます。
ご相談は、(03−6687―1469)、田中まで。
(ミシンプロ、田中)
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<お問い合わせ先>
フリーダイヤル 0120−34−0250
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