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JUKIを考察する

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メンテナンス

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ロックミシン・衣縫人
ロックミシン・MO-344D
「衣縫人」を考察する
  ジューキ・EPシリーズ
 
     

自分でやりましょう! ロックミシン・カバーステッチのメンテナンス

     
  「 ジューキ  衣縫人 BL-55EX 編 」  
     
  専門家の強力を得て、“修理やさんが困るぞ〜!”というレベルまで突っ込んでみます(笑)  
     
 
 
(1)前部カバーを開けます。大小2枚。
小さいカバーは途中までしか開かないの。
ここから、どんどん裸にしていきますよ〜。
乞う、ご期待!
  (2)「BL−55EX」本体。糸は全て外しておきます。
何か敷いておいてね。ゴミ、油でテーブルが汚れます。
 
     
 
(3)先ずは、付属のブラシで糸くず、埃を取り除いてください。 ルーパーの表裏、丁寧にね。(図1・2)
掃除機のノズルでグングン吸っちゃいます。 (図3:掃除機のノズル)
この辺りまでは、面倒がらずに使用の度に行ってください。
<注油>はそれほどの頻度でなくともよいのですが、たまにはよろしく!
参考は、21)と22)
ここからは、使用頻度にもよりますが、数ヶ月〜数年に1回は必ず。
 
     
 
(4)そっと寝かせてやります。
アンテナは収納しておきましょう。
底板ゴムのネジを外します。
4個
簡単
 
     
 
 
(5)内臓が徐々に明らかに。   見やすい角度から・・・
     
 
(6)底蓋の裏は、糸くず、埃、油で汚れ、時には
針が落ちています。きれいにしてやってね。
  (7)ゴミがたくさんの場合は掃除機を突っ込んで
吸入します。(図左:掃除機のノズル)
     
 
 
(8)ウエスを使用して丁寧に。 (9)サイドカバーも外しちゃいましょう。
ネジは4個。2個は緩めるだけでもよいのです。
※ サイドカバーの開く機種については、このシーンは省略
 
     
 
 
(10)やさしく起こしてやり、カバーを左に引きます。   (11)半裸です。マシーン!
     
 
(12)ウエスと掃除機を利用して、この際だからの徹底清掃!
 
     
 

 

(13)はあ、針板も外しちゃえ。
手前のネジはドライバーでOKですが、

 

(14)向こうのネジは、2.5mmの6角レンチが必要です。
ホームーセンター等での安価購入をお願いします

 

 

 

 

(15)裸はここまで、ふうーっ

 

(16)ブラシ、ブラシ

     
 
(17)注油はたっぷり。見えますかぁ、
右ルーパーの裏、軸部です。
  左写真の拡大です。
     
 
(18)こんどは、左ルーパー裏、軸部分。   左写真の拡大です。
 
     
 
 

(19)左サイド、全般に注油。
※ 基本的に注油はたっぷり行ってください。垂れるくらいでかまいません。右手に注目。
はずみ車を手前に回し、金属と金属が擦れる箇所ならどの箇所もOKです。
※ 絶対に注油禁止! 油が飛び跳ねてはいけない!箇所。
  ○ エアースルーのパイプ内部と周辺
  ○ 電気系統の配線、モーター周辺
  ○ ネジ   です。要注意!!

     
 
 

全てを元に戻したら、数分間 フットコントローラーを空踏みしてやってください。
作動音がスーッと軽快に。快感! 機械は愛情に応えてくれるのです。

 
 

 
  お客様から “調子が悪い。故障?” とのお問合せを頂くことが多い事例です。  
     
 

 

(1)下ルーパー(右)のカーブの箇所に黒色の金具が付いていますね。(右:拡大図)

これをそのまま左に倒してみてください。 バチン!
金属のバネ状のものと一体となっているこの部品が右ルーパーの穴を塞ぐ形となるのが判ります。
これは<2本糸>設定でオーバーロックをする折に下糸を不要にする部品なのです。
 
3,4本糸で使用中に、幾たび糸を掛けなおしても、糸調節をいくら繰り返してもきれいにならない、 何故???
そんな場合は、この箇所を点検してください。
何時、誰が左に倒したの??? と、首を傾げるあなたがいるはずです。

このケアレスミス、案外に多いのです。 ほら、苦笑なさってますね。

 
     
 
  (2)摘んで右に。
元に、戻しておいてくださいね。
 
     
 

 
 

 

 

 

メス交換

メスは消耗品です。
使用頻度にもよりますが、何年もの耐久性があるわけではありません。
個体差があるので、数ヶ月しか保たない場合もあり、3年そのままというケースもあります。
生地の切り口がぼそぼそとしてきて、きれいじゃないなあと感じたら交換時。
ちなみに、マチ針を縫いこんで折れたりしたら、一発で刃が傷つきゴータマ様の可能性。(仏教徒の方、お許しください)
交換メスは上メスです。下メスは永久鋼に近いのですが、それでも交換に結びつくこともあるので注意、注意!
高額ですし。

 

(1)交換メスは付属品が1枚。 ここに入っています。右写真は交換用メス

     
 
(2)ドライバーでネジを緩めます。右写真は拡大写真です。
     
 
(3)メスを外します。右写真は拡大写真です。
     
 
(4)おつかれさま。    
     
 
(5)新しいメスを取り付けます。   (6)メスを上に持ち上げてドライバーを
回してね。
 
 

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