吉永製作株式会社 さん、こんにちは  
     
 
 



裁断台 ―  吉永製作株式会社

〒326-0051
栃木県足利市大橋町1丁目2023番地(Factory)

TEL:0284(43)2377 
FAX:0284(44)2677

 
     
  惚れちゃったらトコトンの恋愛体質、ミシンプロのタカです。
<裁断台兼作業台>と言ったら、もうッ<吉永>でしょ!
(小百合さんギャグデス)

♪北〜風吹きぬく暑〜い9月の朝、北関東まで出向きました。
ずっと伺いたくて専務にも快いご返事をいただいていたのに、いざ足を伸ばしてみると、と、遠い・・・。
久喜、足利なんてお得意様も多いから、ちょっと足伸ばせばくらいに考えていた地理音痴野郎です。
さて、レポート。一大叙事詩だよ。脱線ばかりだけど。私評まで辿り着いてね。一番云いたいことはいつも最後。
 
     
 
 

新宿湘南ライン小金井行き。新宿から。
うえぇ、ギュー詰め車両が到着。此れに乗るのォ?と思ったら、
新宿でドドッと吐き出されてガッラガラ。ラッキー!

 
     
 
 

鉄男じゃないから判らないんだけど、この車体素敵。

 
     
  久喜で東武電鉄に乗り換えます。  
 
 
 
     
 
  快適!脚を組もうが投げ出そうが遠慮なしの車内、ワハハ。車窓がね、気になって。
都内で仕事していて小田急線で通勤してるんですけど、この沿線のハウスの建物様式(?)とカラーにあっけに取られてしまいました。今まで、装飾の少ない、壁もグレー・ベージュの地味系に目が慣れてたもので・・・。
良い悪いじゃなくって、日本国内のたかが電車2時間の距離で住人の好みがこんなに違うものなのかしらね。
 
     
 
  足利市駅、11時着。片道2時間、久し振りの遠出だァ。
電車を降りると、右に渡良瀬川、左の高台に広大な墓所。空気が良いわ。
足利市、歴史のある町です。なんたって尊氏公の地元ですからね。室町時代よ。日本初の学問所始め由緒ある跡が其処此処に。公所縁のお寺は国宝です。
お世話になります。専務さんのお出迎えを受けて車で10分、「吉永製作株式会社」着。
あ、玄関撮らせていただくの忘れちゃった。
 
     
  いきなり<工場  
   
     
  もうね、工場大好き! コウバって読んでね。働く人はもっと好き。だから、タコ社長の工場シーン大好きだったですもん。いよ〜ッ、労働者諸君!ってね、寅さんが。
私も、あのまま職人で一生を終りたかったな(遠望)という過去を持つ私。
吉永専務に、そりゃもう丁寧な案内をいただきました。
 
     
  <天板の裁断>  
 
     
 
     
 
  カットしてます  
 
     
 
オートメーション
(今でも使う言葉?)
 
     
 
 
 
     
 
全体から見たらこんな感じ。
左奥から右へ流れて手前へ。
 
   
 
出来上がり!
 
     
  <脚の組み立て>  
   
     
  柄併せ用天板を(脚)に。  欲しい!何の為に?何処に置くの?(笑)
来週に迫ったミシンショーで使用する或るメーカーの注文だそうです。
※青赤の方眼は溝が切ってあってクロスする点に小さな穴があります。台に枚数の生地を重ね併せ、天板の上からピンで固定します。で、裁断!スゴイでしょ。やっぱり、欲しい。
 
 
 
 
     
  <塗装と乾燥>
有機材料を使用しない、吹き付けの粉を吸い込む巨大な装置。スタッフへの配慮。
 
   
     
  前後が違っちゃいましたが、<材料>
パネル板。硬くて滑らかで美しい。卓上で製品を揃えるにも汚れないし。でも高価。
 
   
     
  ボード板。ミシンプロの台の天板もこれね。ま、これで十分。  
   
     
   
     
  左糊づけ接着、右150キロで圧着します。  
   
     
  ※楽しかったなあ。工場ってどきどきするね。
「吉永」の裁断台(作業台)が大好きな理由はね。とにかく無駄がないこと。
余計な装飾なんて皆無で、目的に向かって真っすぐ!
頑丈で、100年は使えるね。
あ〜あ、この裁断台みたいな人間になりたかったなあ。
 
     
  学生にもアドヴァイスするんです。IKやのヘナチョコおしゃれテーブルなんてアパレルに生きる人間が使うモノじゃない。ミシン台としての使用でさえグラグラするんですから。
それに、「吉永」の裁断台は以外にリーズナブル。一生モノと考えれば<格安!!>です。
只、之を手に入れるには<覚悟>が要るね。“之で、アパレルやるんだ!”っていう覚悟。
吉永さんは、今まで縫製工場・工業用の現場との取引が全てで、<縫製の一般客>を相手にして来なかったんだね。
また、一般ユーザー側は専門的な分野として(恐れ多くて、笑)目を向けなかった。
両者の出会いが今まで無かったのが残念至極!

これから、「ミシンプロ」がその仲立ちをさせていただきます!
本物中のホンモノを持つ喜びを、アパレル大好きな皆さんと共有したい。
 
 
     
 
  2013・9 ミシンプロ・田中  
     
  ※裁断台の寸法は案外自在。価格もそんなには変わらない。日本全国へお届けが可能です。
お問い合わせは<ミシンプロ>までどうぞ。