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ハスクバーナ・エメラルド <ボタンホール>を<調整>しましょう! |
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確かにね。
エメラルドは「電子ミシン」ですから、ボタンホールの左右の縫い目ピッチが合わないのを当然の事と受け取っていました。
「取り扱い説明書」を参考に、<調整>すれば良いだけじゃんと。
ところが、著名なパタンナーさんにご指摘を受けて調べてみると、あらら、「取扱説明書」に記載がない。普通はあるんだけどね。
だって、店頭の「116」も「250M」も左右のピッチが明らかに違うのに!
こんなにたくさんのお客様に支持されているモデルなのに、どうして今までクレームが無かったんでしょう。もっと、バンバンお問い合わせくださいよッ。
慌てて、メーカーに文句を言うと、<ボタンホールバランスーカラム>ってのが送られてきました。 |
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で、確認したら、全く役に立たない説明と図解。こんなので
調整出来っこありませんぜ。大丈夫か、ハスクバーナ!
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そこで、他人に任しちゃ置けないタカさん、勝手にやってみました。
ま、潟WューキのK氏にアドヴァイスをいただいたんですけどね。 |
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結果は、簡単でした。 モデルは「250M」です。
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寝かせて、
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ネジを外してやります。6個
其の前に、フリーアームにしてありますよ。 |
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こんな状態、丸見えで何故だかちょっと恥ずかしいのです。
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ハイ、ずずっと寄ってください。真ん中辺りです
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間違えちゃいけません、右のネジですよ。 |
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細いマイナスドライバーを当てて、軽く右に回します。 |
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構造上ネジがグラグラしますから、決して無理をしないようにね。
時計の針で云うと、短針1時間くらい。ちょっとだね。
此のまま、機体を起こして、ボタンホールを数個作製してみましょう。
フリーアームも+底板も外したままで大丈夫。
もうちょっとかなっとネジを右回して数個製作、もうちょっとかなと数個製作と念入りにったって、数度で済みます。 |
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面倒のようだけど、一度併せておけば良いわけだし、仕上がりは全く違うものになりますからね。
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※「118」は同じの筈です。 ※「116」モデルは違っています。真ん中の白いL字BOXがありません。 |
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→ |
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でも、ネジの位置は同じような場所です。右ですよ!
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で、仕上がりが此れ。 |
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< 調 整 前 > 左右の縫い目が違います。A → B → C と縫い目のピッチを 細かくしていきました。 |
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具体的に云うと ダイヤルを、此の画像から少し(ダイヤルの縁の溝1つ)づつ、0に近づけた訳です。
但し、此の画像のダイヤル位置は此の機械だけのものです。
あなたの機械のベスト位置は、ご自分で探ってくださいね。
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未調整のベストが此れ、D。
かなり美しいのですが、左側の縫い目は細か過ぎて布送りが 限界、手で動きを補助しています。 |
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< 調 整 後
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ほら、左右が均衡でしょ。EもFも美しい。
ピッチ(縫い目の濃さ)はお好みです。余り小さくし過ぎると、布が動かないで縫い目が団子になっちゃいます。
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以上、簡単だけど、解らなかったらご連絡ください。 |
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ミシンプロ、田中 |
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<お問い合わせ先>
フリーダイヤル 0120−34−0250
営業時間 11:15 〜 20:00
E−Mail info@mishin-pro.com
お問合わせについては電話もしくは、Eメールにてお願いいたします。 |
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