まさに<道具>選びにはキリがない。 以前から訪問したくって延び延びになっていた「直本工業株式会社」(東京支店)へ行ってきました。 “私も見たいわ。”とフットワークがサルティンバンコ<柳なおみ>さんが同道。 待ち合わせ時間に余裕があり、表通りの中華料理店で昼食。冷製蒸し鶏のランチが当り!幸先いいぞ! でも、横丁の<おやじ>の鉄火丼がマグロてんこ盛りで最高!なんだそう (ナオモト営業・内山氏) 工業用アイロンでは最大手老舗のメーカー、流石にビルごと「ナオモト」でした。
先ずは、「Q-ing(FB-8S)」 実は、私は触るのは初めて。 案外場所を取らないんだね。 アイロン男(私)の自宅用アイロン台からすれば“ちょっと大きい”程度。 でも、片付けられないからスペースが必要か。
自宅アイロン台、こんなの使ってます。
なおみさんは、仕事場各所で「工業用アイロン」には慣れっこ。 さっさと手に取り、スイスイガー、スイスイガー、(スイスイはコテを当てる。ガーはペダルを踏んでバキューム音ね。) さすが、本物の手付きだ!
その合間合間に、“いいわあ、これ欲しい〜!”の連続歓声が。 工業用バキューム台と違って、作動音がものスゴク静か! なんだそう。 “これじゃ、自宅で夜中に作業しても平気ね。欲しい!” (今回は、1>私自身が欲しい、2>ご家庭のアイロン好きにご紹介したい、が目的なので「台付き工業用バキューム」はパスです。) 横からの、 「アタリが出る生地は、同時ではなく、スチームを止めてからバキュームのペダルを踏んでください。」 内山さんのアドヴァイスに、“いやァ、勉強になったわ。”となおみさんの感心しきり。
重さ、滑り、先の鋭角、温度管理、バキュームの力等々、家庭用アイロンでは全く得られぬ世界。 縫い目を割るのなんかこのコテ、バキュームじゃなくっちゃねとなおみさん。
で、次なるは、ハイスチームアイロン「HYS-520P」 コテは「Q-ing」と同じ、バキュームは無しです。 ポンプの吊り下げ型・置き型があるけれど、私の狙いは後者。 家庭用アイロン台がないとのことで、「Q-ing」の台を使用。
私も、持参のハンカチを。
な、なんという使い心地!! コテの動きの軽快、圧力、先端の突っ込み、スチームの強力!圧巻!! これって、自宅で使用の「ティファール・ヴィルトゥーズ※」も、あんなに褒められる教室の「アリエッテ・baby lock版 AR-4※」さえも、何だか遠くへ置いてけぼりにされた感じ。呆然・・・。 使い心地も作品の仕上がりも、全然違う世界なんだもん。 知ってしまえばそれまでよ。知らない内が花だったんだね。 悔しい。
熱心な説明をよく覚えていないけど(スミマセン)、スゴイらしい(笑)。 営業の内山様、支店長の原田様、お忙しい中お付き合いをいただき、ありがとうございました。
SHOP DATA・・・ 「 直本工業株式会社 」 本 社 〒543-0031 大阪市天王寺区石ケ辻町19-8 TEL:06-6775-2500 FAX:06-6775-2510 東京支店 〒101-0032 東京都千代田区岩本町3丁目7-9 TEL:03-3864-5577 FAX:03-3864-5579 URL : http://www.naomoto.co.jp/