美人の規範は変わります。げに移ろうは人の心。
日本国成立以来の<美人>であります「鳥毛立女屏風」は、現代において村上さんに似てますもんね。
そんなに長いスタンスの例えを取らずとも、I さんの美貌はもう過去?、Eちゃんの可愛さがもて囃されるのは何時まで?
・・・真に世は儚い。
えーっと、何だっけ? そうそう、ニットの裾上げです。
もう、消えてしまったかと思ってました。
“誰が喜ぶ?こんなサービス部品“と、ここ数年スタッフ一同が思っていたはず。
ところがドッコイ、ここ1年余、また盛り返してきたのです。
勿論、あの“これ、可愛いいよね〜”の合唱と共に。
カムバーックはレディースや輸入品だけかとふと足元を見ると(ホントに下を向いたら、現在着用の)欧ジーンズメーカー社製メンズTシャツの裾処理(のみ。袖口はカバーステッチ、襟はテープ仕上げです。)もコレでした。
なんと、こげ茶のニットの表面に淡いブルーグリーンの糸目が斜めにブツブツと、見・え・る。
ああっ、こんな使い方してんだね。
ウン、エレガントかもしれない、と今更時流におもねる自分が情けない。
ま、多様性が拡がったということで。 |